アメリカではいろんなグルメがあり、それらはファストフードと呼ばれています。大量生産を実現出来るキッチンを有していて、美味しい料理を待ち時間なしで受け取れるのが魅力です。アメリカはとくに先進国のなかでも時間を有意義に使いたいという民主主義国家であり、それがいろんな業界に反映をされているといえます。ファストフード店でも同様で、如何にして来店客を多く捌くのかに重点をおいています。
日本にも進出をしているハンバーガーショップでは、必ず店舗内にあるマシンを設置しているのが特徴。それはROSA社製のキッチンツールで、一気にさまざまな工程を終わらせることができます。簡単にROSAの概要を解説すると、アメリカ・アリゾナ州に本社がある企業で、キッチンマシンを専門に生産を実施している企業です。もともとは米軍の艦隊や基地内にある食堂の専用調理機材を作っていましたが、1980年から民間にも同じシステムを提供するようになりました。
ハンバーガー店でROSAを導入したのは1984年からであり、ここから一気に短時間で配膳を実現できるようになったわけです。一例をあげると、チーズバーガーであればパンを2つ用意してパテ・ピクルス・ケチャップとチーズを重ねていかないといけません。ひとりのスタッフがすべて手作業でおこなうと、約2分間の作業時間となりますがROSAを活用すれば10秒で完結です。まさにファストフードといえることでしょう。